ハダシノ、MVについて触れておこう。メールを見返したら俺とお嬢(ミックスし直してくれた)のやりとりは昨年の12月から、着手していた。
大東京音像に収録されているバージョンとは全く別物、既に気づいている人は多いと思うけど。
シークレットメサイアの時と同じく、マスタリングはイェンス・ボグレン。わかりやすく言うと、DRAGON FORCEや、自分の敬愛するKATATONIA,AMORPHISのエンジニア兼プロデューサー。
ベースRECにも携わってくれた火影PAの音無さんとも先日、話せたんだけども、すごくスピリチュアルなサウンドになるんだよね。まるで水の羽衣でコーティングされたような、あの感覚ってやっぱりスウェーデンで育った土着的なモノが影響しているんだろうか。
で、今年2月には音源だけは完成していたというわけ。そこからが長かった。
元々、の映像は去年、bachoとの2マンの時にカメラクルーとして入ってくれたワタナベくん(直射月光のMV監督)、ダイキくん(メサイアMV監督)のおかげで、素材が手元にあったものの、なかなかピンと来なかった。
そこでMUSHAxKUSHAとの2マンを経て、白羽の矢が立ったのがミケラさんだった。ちなみに俺とミケラさんは両国SUNRIZEの喫煙所で軽く会釈しただけの仲。池田に間を取り持ってもらい、約半年かけて今回の映像が完成したわけです。
ミケラさんのblog(http://saisyutosyo.com/?p=7694)にも書いてあるけど、俺は普通のライブビデオに飽き飽きしていたので、"遠慮なくやっちゃってください!"とお願いして、ズタズタにマッシュアップ、コラージュしていただいた。
映画『スキャナー・ダークリー』や『シン・シティ』などのクライムムービー感を伝えたくて、夜な夜なメールでやり取りさせてもらった。
結果、想像以上のモノができた、と思っている。リリースされてしまえば、作品は視聴者のモノ。皆がどう感じるかは自由、ただ、直接会える人やSNSで繋がっている人間は俺に感想を教えてくれ。
当然、俺たちの、マシリトのモノ作りは終わらない。既に新曲を着手し始めている。まだまだリリースラッシュは続きそうだ。歩幅はゆっくりでも。