2022-01-01から1年間の記事一覧
昔から、熱心なファンを公言してくれている、DJ vide a.k.a.nobuさんが、満を持してオファーしてくれた。 何より相手は、自分が最も敬愛する音楽家 "TERROR SQUAD" ということで、否が応でも真剣勝負。 あえて、の吉祥寺WARPで昼開催(15:00にはお開き)という…
八王子MATCH VOX / THE WELL WELLS の奥くんからオファーを貰ったのが、ちょうど1ヶ月前。確か、その日の内に出演OKの返事を出した。 ベーシストは、かんなが登板する。先日の大阪・火影以降、特にライブ予定は決めていなかったのだが、彼女が挙手してくれた…
単刀直入に言うと、約2年以上ぶりに個人企画を行います。 相談に乗ってくれた裸体のシルエット毅、たたらの目あゆみ、続きはらいせの3人、Lifebrood秋介くん、それからLANPAZIE柴兄と大塚MEETS長谷部店長、ありがとうございます。 俺、実は6月の終わりに車に…
ハダシノ、MVについて触れておこう。メールを見返したら俺とお嬢(ミックスし直してくれた)のやりとりは昨年の12月から、着手していた。 大東京音像に収録されているバージョンとは全く別物、既に気づいている人は多いと思うけど。 シークレットメサイアの時…
金曜日、9sariに夜遅くまでいて、その数時間後には池袋から成田行きのバスに乗る。まだ外は暗い、TBHを聴きながら、ウトウト、車窓から高速道路を眺める。飛行機の搭乗口、喫煙所で石川大輔と待ち合わせる。 機内では家族や仲間の話に花を咲かせつつ、久しぶ…
飛行機に乗ってライブに行くのは北九州のNostalgia Seven解散イベント以来だ。 5時間後には起床して成田空港までバスで行く。レーベルボスが来れなくなったから石川大輔と2人旅。会話が続くのか今から心配だ。 昨晩、弘明くんと少し電話をした。大の大人が、…
44歳になってしまった。単純に言えば22歳の倍、生きてしまった。マインドこそ、小学生の頃からあまり変わらないものの、鏡に映る自分の姿は時々、疲れて見える。 ナリタイジブン、に成れたかどうかはワカラナイ。でも"ナリタクナイジブン"に成らなかったのは…
弘明と久しぶりに、恐らく1年越しにスタジオに入った。8ビートが主体のセットリストを一巡、回してみたものの、しっくり来なかった。当たり前だ。俺たちはその間、かんなと繰り返しスタジオに入り、謂わば"マシリトver.3"を練り上げながらライブをしてきた自…
相手が誠実であるならば、自分自身も誠実であるべきだ。というのはわかる。が、俺は(私は)誠実であるのだから、あなたも誠実に…っていうのは中々、難しい。期待してはいけない。 結局、俺は群像劇が好きなんだよ。のび太、スネ夫、ジャイアン、しずかちゃん…
"2つも3つも同時には叶わない"と俺はよく言う。もちろん自戒も込めて、だ。人間とは欲深いモノで、過去の成功体験は自分の手柄・お陰だと記憶をすり替えるし、失敗・黒歴史においては自分が若かった、あれは人のせいだと置き換える。瀬戸内寂聴やガンジーで…
"ノアの方舟を作る"と言ったものの、俺も独立して4,5年経つ。紆余曲折、七転八倒を経て、辿り着いた答えは如何なる時も真実の中を歩く、といったシンプルなモノだった。見返りを求めちゃいかん、その時、あのタイミングでほんの些細なことで自分という歴史が…
吉祥寺を離れて、丸2年が経つ。今の家を更新してしまった。井の頭公園が恋しい。しかし、前ほどはノスタルジックな気持ちにならなくなった。 それでも月に一回は吉祥寺へ帰る。仕事だったり、呑みだったり、打ち合わせだったり、なんだかんだと言い訳にして…
「しばらく休みたい」大塚MEETSの喫煙所で、ドラムの大輔に別れを告げる時、自然と口から出た言葉だった。書き出しからやけにシリアスだが、まったくもって後ろ向きの意味じゃあない。言葉の額面通り、チョット休憩しなきゃ次へ進めないという意味だ。 小手…
https://twitter.com/machilitt/status/1575833000943976452?s=21&t=mZTcbZCbwEJUuAwyV9_ymA https://twitter.com/kakizk_manacle/status/1575873211270836225?s=21&t=mZTcbZCbwEJUuAwyV9_ymA アイドル、ラッパー、ロックバンドが大塚を舞台に交差する街フェ…
"褒められて嬉しい" 人間、誰だってそうだ。褒めてくれる村からの脱藩は人を成長させてくれる。マリオの1-1をずっとやっている奴はいないだろ。 トライ&エラーにこそ人間は熱中できる。自分のレベルを下げてまで迎合する必要はない。まるで鮮度を失った魚の…
バンドマン、という言葉・単語に抵抗がある。俺はギタリストでもボーカルでもなければ(あくまで本質的な意味で)マシリトという音楽を形成する"自分"というジャンルだ。 表現したいことは人の数だけある。花屋で働くのもいいし、こんな休日には友達とテニスを…
明日に控えた小手企画【樽爼】を前に、様々なニュースが投稿されたので一度、整理しておこうと思う。 まずは、俺たちのアパレルブランド【罪宿-SIN JUKU-】から"KZ-T Long-sleeve Tshirt" 通称、柿teeが発売される。 https://twitter.com/machilitt/status/1…
俺もコロナにやられていたのだろうか。しばらくの間、冷笑気味だった。いわゆる厭世観というやつだ。人は怖い。そういう時に限って依存する。 襟を正して昔の仲間に会いに行った。正確に言えばまだその最中。懐かしい奴らのライブを観れば、自ずと涙が溢れた…
最終回、こんな記事を書くくらいなら本当は本田翼のInstagramを眺めていた方がマシだ。逆によく皆、着いてきてくれたと思う。シリーズ⑥までで、アクセス履歴が1,000を越えるのが目標だったから、それは叶った。 ありがとう ところで近々、俺とDUNK+小手初代…
昨日、小手の初代ギターである、今井に久しぶりに会った。理由はここでは書かないが、あと何日かすれば皆にも説明できる日が来る。 さて、話を戻そう。 俺、DUNK、石川は2021年2月に3人だけで集まった。特に集まる"大義名分"はなかった。久しぶりに近況報告…
(逆説的運命論者シリーズがおかげさまで好評なので、スピンオフも掲載しておく。Twitterには載せない。) 誰もが、十字架を背負っている。100人いれば、100通りの孤独がある。サイドストーリーを書き記す。俺がまだANTIKNOCKのブッカーだった頃の話だ。 SMKが…
一応、補足。あまりにも"俺視点"過ぎるので、史実を書き残せるワケじゃない、かといって思い出に浸るつもりは毛頭ない。ある種のリハビリ・セラピー的な行為として、俺自身の為に書いている側面が大きい。9/23のイベント開催にあたるまで自分の気持ちを整理…
悲しい、痛々しい思い出を書く前に"俺たち"とは一体、なんだったんだろうか。あのエネルギーはどこからやってきてどこへ行くのか。まだそれは続いているし、やめられない=やめさせてもらえない。つまり天命のようなモノを感じる瞬間が多々ある。 それは恋愛…
何も昔話がしたいわけじゃない。しかしながら、遠回りになったとしても9/23の企画の全容を伝える(あくまで小手主催ではあるが)為には、やはり遠回りに生きてきた男たちの背景を自分自身、改めて知る必要がある。 前回の続き、俺たちは新宿ANTIKNOCKをはじめ…
何年振りだろう。この感覚、小学生の時に図書館裏にある通称"タコ公園"で行われた縁日の一角で、フリーマーケットを出店した時のような眩しい記憶が蘇る。 自分が生きてきた中で"盟友""親友"と呼べる人間が、たまたまバンドをやっていたような、そんな逆説的…
「あなた、昔から夏が苦手だったわよ」母親はさもありなん、という顔で俺にこう言った。自分のことって意外と自分じゃわからない。得体の知れぬ不快感と"死の匂い"がするから夏は苦手だ。決して嫌いなわけではない、ただ炎天下のアスファルトに立ち尽くすと…
墓石のように聳え立つ地上49階建の豊島区役所。区民は約28万人。俺もその一人に入る。ちょうど2年前に吉祥寺を離れてここで暮らしている。あの時はまるで発作でも起きたように、コロナ第一波の最中、猛スピードで引っ越した。初めてその明確な理由を書いてみ…
虚無が有る、という矛盾。人間が生まれた瞬間から動物的自己防衛本能として備わっている恐怖心は「高い所から落下する」「大きな音に驚く」この二つだけだと聞いた。現代、街中でライオンに襲われることはないが、自分の身は守れているのか、それとも檻に"守…