ハンターズムーン

押忍。そういえば、当ブログを月イチの更新にしてから一年が経つ

 


ので、タイトルも今回から満月の呼称をそのまま使うとしよう。

 

 

 

 


先ずは、お知らせが2つ

 

 

 

 


一つ目は、来たる11/19(金)新宿ANTIKNOCKにて

『大東京音像』のリリースイベント

bachoとの2マンライブを行う。

 


詳細はこちらから

 


https://t.livepocket.jp/e/bigtokyo

 

 

 

 


二つ目は、皆さんご存知の通り

9sari cafe & barが営業再開した。

 


https://twitter.com/9saricafeandbar?s=21

 


西早稲田駅から徒歩2分

高田馬場駅から徒歩8分

 


「シークレットメサイア」のロケ地巡礼も兼ねて

是非、遊びにいらしてください。

 


https://youtu.be/VQxtQqY-0gU

 

 

 

 


ここからは非常に個人的な話

 

 

 

 


ちょうど一年前、我が愛しの井の頭公園を離れてここに引っ越してきた。

 


一階がコンビニ、周りにはたくさん猫がいて

自分が音楽に集中するには"これ以上ない"環境だった。

 


コロナ禍が始まった2020年から数えると

大体、2年で12曲書いた計算になる。

 


(そのうちの半分は『大東京音像』に収録)

 


https://t.co/f5o9ICBHa0

 


(もう半分は新居で書いた。来年リリース予定)

 


つまり2ヶ月で1曲、自分が妥協しない範囲で

かつ、鮮度を失わないアウトプットの仕方を鑑みると、このくらいがちょうどいい。

 


あるいはこれから最低限のタスクとして

自分にこのペースを課していけば

この場所に生活を移した意味も報われるだろう。

 

 

 

 


唐突な書き方で驚く人もいらっしゃると思いますが

7,8月は少しだけ、精神的にまいってた。

 


今だから言えることだけど、オリンピックやフジロック、波物語の件など

個人的にはソレ自体に言及したいことはなかったものの

聞こえてくるゴシップや、辻褄の合わないことが、俺の"見える範囲"にまで侵食してきた感覚というか

 


まさに、それは5,000人を超える感染者と比例して、業界や親戚の親戚レベルで身内に伝染する

意識の差や、この期に及んで惰性的で隠蔽体質なコミュニティ(村社会の在り方)にウンザリした。

 


一年前に「ライブハウスはクラスターの原因じゃない!」と声を荒げてたバンドマン、関係者が

オリンピック開催の裏側で

 


"赤信号、みんなで渡れば怖くない"

 


という俺の中では最も《非ロック》な状態

言わば開き直り、居直ってる姿すら散見された。

 


それはゾンビ映画で"お約束"の死亡フラグと同じ

 


当然、コロナにもなるべくしてなるやつがなる。

 


俺は本当にライブハウスやバンドマンが好きなのか?初めて自分を疑った。

 


(そもそも、幻想を抱きすぎた)

 


周りのサポートのおかげで、先月くらいからメンタルは回復したが

正直、疑心暗鬼な部分は相変わらず。

 


結局、取り憑かれたように曲を書くことで

自分自身を救ってる作業と

そういう生き方しかできない。

 


逆を言えば《今更》それを痛感させられたというか

 


本当にいい経験させてもらいました。

 

 

 

 


人生は山登り、と例えることはよく聞くが

実際の道のりは険しい。

 


遠くから山頂や全貌を眺めているほうが

ある意味、幸せとも言える。

 


「自分の足で登りたい」という衝動だけが

今も自分を突き動かしているのであれば

根本的に人間は"苦労したい"生き物なのかもしれない。

 


どうせ同じ地獄を行くのなら

その道中、笑い合える人と歩みたい。