逆に新しい

昨日、久しぶりに大ちゃんとスタジオに入った。

 


新曲3つ、細かいアレンジを詰め直し、RECに突入する為の楽曲のサイズ BPM つまり基盤は整ったように思う。

 


弘明くんは大阪にいるから、データでのやり取りになるけど彼ならきっと素晴らしいベースを考えてくれるだろう。

 


早ければ3月、遅くて5月には本チャンのRECをする。再始動してから3年目、やっとフィジカル(恐らくCDとして)まとまった作品が出せると思う。

 


MV制作は佳境、コータくん 関川社長を振り回してしまい申し訳ない。2月中にはなんとか、アップ出来ると思う。例の11/20 ANTIKNOCKでの事件を収めたドキュメンタリー調のモノを予定している。

 


MV公開タイミングに合わせて、次回ライブ告知をする予定です。場所は稲毛と大塚、細かいことはまだ内緒でお願いします。

 


高舘くんにギターを預けてリペアして貰った。17歳くらいの時、購入したモノでいわゆるメタルやハードロックをプレイする為のギターだけど、"初心に帰る"という意味でもこれからのREC ライブで活躍して貰おうと思う。ギラギラした音がする。

 


毎年、2月は寒さのせいか"準備期間"な気がする。

 


せっかちな性分なので、あれもこれも同時進行で進めているがキャパオーバーを見極めなければ、当然クオリティは落ちる。それは本末転倒なのでゆっくり休みながら時間をうまく使い、与えられたもの、インスピレーション 周りの環境に感謝して一つずつコマを進めたい。

 


去年のちょうど今頃、配信シングル『低空非行/EDEN』のRECを始めた。振り返ると俺は、その2曲で"周りの状況を変えたい"とずっと言ってきた。お陰様でそれは世間的にも良い反応を頂けたのでリリース以前と以降ではまるで状況が違う。

 


ありがたい限りだが、今年は2020、誰もがそうであるように"節目"として動いている自分がいる。

 


文明の発達により、音楽に限らずファッションやデザイン等、あらゆる面でタイムパラドックスが起きていると思う。10代〜20代前半の子たちが山下達郎や杉山清貴を聴いていたり、自分のリアルタイムというよりは古き良きカルチャーとして"あの空気感込み"で愛されている。

 


自分が生まれるより前の音楽や文化に"懐かしさ"を覚える行為は僕にとって逆に新しい。

 


この"逆の新しさ"をマシリトは現在進行形でアプローチしていこうと思う。むしろ得意分野だ。

 


大袈裟に言うのならば、"時代がついて来た"と強く、感じている。今更だけど、8年休んで良かった。それはタイムカプセルみたいなモノで、今、この2020年に"答え合わせ"をする為に自分が精進してきたアレコレをやっと成仏させられる日も近い、ということだ。

 


本当に全てに感謝しています。