マシリトのこと
うちは現在、俺以外のメンバーが
地方に住んでいたり
嫁さん子供、両親と住んでいたり
なかなかセンシティブな世の中で
現状、生演奏をお届けすることは出来ませんが
元々、4月にはレコーディング始める予定だったから
実は、次のアルバム(10年ぶりになるのかな)の
全楽曲、アレンジ、歌詞、曲順、ジャケなんかも全て用意されてる中でのコロナ禍だった上に
配信ライブや、延期になったイベントの振替公演など
有り難くも提案して頂いたのですが
実現に至っておりません。
ただ、ソロという形で先日ネコフェスの番組に出させて頂いて ※詳しくは前回のblogをご覧下さい
"俺の弾き語り配信なんて観たいやついるのかな…"
と、思っていたんですけど
リアルタイムで900人、その晩アーカイブ覗いたら10,000回視聴を超えてましたので
アルカラってすげ〜な、と思うと同時に
自分も、何かしら社会の役に立てたことは
配信というコンテンツに元々、懐疑的だった俺としては
目から鱗と言いますか、結構、価値観ひっくり返りましたね。
その反面、ウチも彼らのようにプロップスが備わっていれば
仲間や、後輩のことも含めて、配信という手段だとしても
自分の周りを勇気付けられることが出来たのに
と、思ってしまったり
まぁ、それはまたこれから結果出せば解決する話なんですが。
意外と、近場でも脱退や休止が相次いでいて
当然、こんな状況だからメンバー間の意見衝突や
道徳・価値観のズレってのは露呈しやすくて
そもそも一人一人の生活背景や、職場環境なんかにも物凄く左右されるだろうし
また、都知事選を目前にして
政治的な思想、支持も表面化されるだろうから
バンド、って単位で何かアクションを起こすのは
本当に難しいタイミングですよね、今。
震災の時にも思ったけれど、SNSを見て
人を恨まないで欲しいな
と感じました。
例えば、Twitterを使って、色々、試行錯誤してるライブハウスやミュージシャンもいるけれど
あえて、発信はせず、渾々と水面下で様々な準備をしている人たちを俺は知っているので
沈黙はタイムラインに流れない、と言いますか
ジタバタせず、ピーチクパーチク喚くことを恥じ
虎視眈々と"その日"を待っている同胞に
僕はピースサインを送りたいと思います。