思いっきり老害
または懐古主義
と思われても仕方ないんだけど
俺なりに付き合いのある
下は10代〜20代前半
上は30代〜同世代の人間と話していて
いわゆる"ロックンロール"を体現してた時代
バンドってのはミッシェルガンエレファントの解散で
終わっているのかもしれないな
ってのが共通認識の一つだったりします。
昨日、oasisの映画を観て、更に確信したというか
まだインターネット黎明期において
あそこまでシンプルで、爆音の"意味"があって
ステージ上でのふてぶてしい態度を観て
メディアの煽りを受けながらも
しっかり口コミと、それを真正面から受け止めるスタンスってのは
憧れちゃうよね。
ちなみに、俺はミッシェルもoasisも
リアルタイムではあるけれど
そこまでハマれなかったタイプで
先述した10代〜同世代の人間と満遍なく話して
改めて彼らの偉大さに気付いたのが
本当にごくごく最近のことなんです。
超・俺目線から言わせて貰うと
エアジャムバブルや、ロキノンムーヴメントに
(恩恵こそ受けてるものの)
あまり馴染めなかった身としては
すごく興味深いことが、先の2バンドの功績であり
音楽性、キャラクターそのものだったりします。
余計なこと言っちゃうと
今、自分自身が渇望している
ロックンロールへの物足りなさは
ヒップホップの方がずっとリアルで興味深い
と思っているし、そう思われても仕方ない時代
なのかもしれない。
俺個人の中にジャンルの線引きこそないものの
ここ4,5年ずっと考えてきたことで
そのモヤモヤの正体が遂にわかりそうな気がする
というか、そもそも二元論で話すつもりはなく
ジャズやテクノや歌謡曲も同じだけ愛しているので
自分が選んだ"ロックバンド"というフォーマット
その立ち位置を改めて見極めたい。
俺は多分、皆が思っているより
「ライブハウスがー」とか「バンドシーンがー」とか
実はシリアスに捉えてない。ただ、
何より、突っ張った音楽が好きだし
オタクでもナードでも、濃く、深い表現であれば
節操なく、なんでも聴きます。
"あの時代は良かったな〜"ってことを呟くつもりは全くないんだけど
なんだか、この先、ロックバンドたちも分断されて
きっとそれぞれがそれぞれの時代を生きて
良くも悪くも一括りにされてた世界と
さよならを告げる日も
そう遠くないんじゃないかなぁ、と思いました。
※あくまでニュアンスの話しだから他意はないです
すごく前向きな話しなんだけど伝わるかな…