さよならの代わりに

思いっきり老害

 


または懐古主義   

 


と思われても仕方ないんだけど

 


俺なりに付き合いのある

 


下は10代〜20代前半

 


上は30代〜同世代の人間と話していて

 


いわゆる"ロックンロール"を体現してた時代

 


バンドってのはミッシェルガンエレファントの解散で

 


終わっているのかもしれないな

 


ってのが共通認識の一つだったりします。

 


昨日、oasisの映画を観て、更に確信したというか

 


まだインターネット黎明期において

 


あそこまでシンプルで、爆音の"意味"があって

 


ステージ上でのふてぶてしい態度を観て

 


メディアの煽りを受けながらも

 


しっかり口コミと、それを真正面から受け止めるスタンスってのは

 


憧れちゃうよね。

 


ちなみに、俺はミッシェルもoasisも

 


リアルタイムではあるけれど

 


そこまでハマれなかったタイプで

 


先述した10代〜同世代の人間と満遍なく話して

 


改めて彼らの偉大さに気付いたのが

 


本当にごくごく最近のことなんです。

 


超・俺目線から言わせて貰うと

 


エアジャムバブルや、ロキノンムーヴメントに

 


(恩恵こそ受けてるものの)

あまり馴染めなかった身としては

 


すごく興味深いことが、先の2バンドの功績であり

 


音楽性、キャラクターそのものだったりします。

 

 

f:id:indosei:20200711024630j:image

 


余計なこと言っちゃうと

 


今、自分自身が渇望している

 


ロックンロールへの物足りなさは

 


ヒップホップの方がずっとリアルで興味深い

 


と思っているし、そう思われても仕方ない時代

 


なのかもしれない。

 


俺個人の中にジャンルの線引きこそないものの

 


ここ4,5年ずっと考えてきたことで

 


そのモヤモヤの正体が遂にわかりそうな気がする

 


というか、そもそも二元論で話すつもりはなく

 


ジャズやテクノや歌謡曲も同じだけ愛しているので

 


自分が選んだ"ロックバンド"というフォーマット

 


その立ち位置を改めて見極めたい。

 


俺は多分、皆が思っているより

 


「ライブハウスがー」とか「バンドシーンがー」とか

 


実はシリアスに捉えてない。ただ、

 


何より、突っ張った音楽が好きだし

 


オタクでもナードでも、濃く、深い表現であれば

 


節操なく、なんでも聴きます。

 


"あの時代は良かったな〜"ってことを呟くつもりは全くないんだけど

 


なんだか、この先、ロックバンドたちも分断されて

 


きっとそれぞれがそれぞれの時代を生きて

 


良くも悪くも一括りにされてた世界と

 


さよならを告げる日も

 


そう遠くないんじゃないかなぁ、と思いました。

 


※あくまでニュアンスの話しだから他意はないです

 

 

すごく前向きな話しなんだけど伝わるかな…