見えない敵

いよいよ大変なことになってきた。

 


もうこうなるとかえって全員平等というか

 


同じ条件の下、暮らしているわけで

 


何もライブハウスが、音楽が、文化が

 


と言ってる場合ではない。

 


その一人一人が誰かの子供であり、また一人一人に両親が存在しているのだ。

 


ここ一週間、電話とLINE、それから直接会っての相談がひっきりなしだ。

 


俺はスピリチュアル傾倒でも陰謀論者でもないが

 


ふと見かけた、"ウイルスは人類のアップデート"説に(不謹慎で申し訳ないが)妙に納得してしまった。

 


中には、戦争に例える人や"コロナは収束しない!どう共存して行くか?"のような極端な話も目にするが

 


そういった論争ですら、僕らをふるいにかけてるのかもしれないと思うと、いささか"人類アップデート説"も穏やかじゃない分、信憑性があるような気もする。

 


"見えない敵の前では己の姿が世に映る"

 


まるで、ハードコアバンドの一説のようだが

 


今日、人気の少ない大久保通りを走りながら

 


ひとりごちた。

 


この時世、この瞬間にしか感じられないことを

 


次の作品に注ぎ込むつもりだ。

 


生きて会おう

 


願わくば笑い合おう

 


俺たちは嵐の中を懸命に駆ける馬だ。

 

 

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DOGMAくん、JNKMN、あざす🙏

 

元気出ました。