まるで親の仇か、鬼の首を取ったように『アイドル』という曲が揶揄されたりしているのを見ると、作者本人は"してやったり"なんじゃないかな。
それだけ話題に上るってことは、毎度(彼らや音楽の話だけに限らず)そういう現象自体、素晴らしいと思う。眉を顰める輩が大勢いることも実力のうち、これも技術のうち!
その都度、訳知り顔や御意見番が何かと別ジャンルの文脈と強引に紐付けて論じたがる様も痛快だ。(ピピーッ!文脈警察だ!)
一周回って羨ましい。
個人的な旨いor不味い、好きor嫌い、というシンプルな選り好みの話を《主語の大きな+結論ありき》のデータやロジック風に解析するのはとても日本人らしいと思う。村社会、ガラパゴス、その度に思い出す、極東の島国的特性。
それも含めて乗りこなさなきゃね。
俺がHM/HR信者兼洋楽至上原理主義者だった10代をぶっ壊してくれたナンバーガール、椎名林檎、MSC、THA BLUE HERBに御礼を言いたい。ロック、ヒップホップ全体を"即ち反抗的音楽"とまでは言い切れないが、(まだSNSがない時代に)賛否両論を巻き起こしたムーヴは目が離せなかった。
今も尚、ドキドキさせてくれるアーティストは数多く存在する。
"こんなのは○○じゃない!"という気持ちもわかる。ソレを刺激してくれてありがとう。入ってきてくれて、気持ちくしてくれてありがとう。
自分のプレイリストを見返すとあまりの節操のなさに戸惑う。これら全てが、やがて血となり骨となる。意識して作っちゃダメダメ。ちょうど今、俺たちはレコーディング中だから、まぁそんな時代へのアンサーソングとして聴いて貰えたら嬉しい。
リリースされる頃には、また誰かがきっとこういうさ
"アイツは昔からイカれてた"。
以下、DAVID BOWIEのインタビュー引用
(最も過大評価されている美徳は何だと思いますか?)
「オリジナリティ。」
↑久方ぶりにDJやるので、生卵(not ゆで卵)でも投げつけに来てください。信じてる☆