こないだ、モグらいおんのワンマンでハンジさんに会った時、「印藤さん、もっとギターのこととか書いて下さいよ」と言われたので応じてみる。
あまり、今まで書いて来なかったのは、僕は極度の機材音痴で、そんなに詳しくないし、恐らく、皆さんほどこだわりも強くない。
従って、需要があるかどうかは別として、(特に女性にはチンプンカンプンな話しだろう)自分用のメモ的な感じで、少しずつ記していきます。
ピックアップについて、
いきなりで申し訳ないが、やっぱりこだわりがない(笑)
だけど、”ピックアップを載せ替える”事自体はあまり好きではない。人間に例えれば心臓部だと思うし、車に例えたらエンジンみたいなものなので
ムステイン大佐も「ピックアップの音色を心配してる暇があったら練習しろ!」と言ってるしね笑
最近、レコーディング中に、何本もギターを使い分けて「このフレーズはこのトーン」みたいな感じでテイクを重ねていったんだけど、全く同じ歪みの量(同じアンプ同じキャビ)で、SGのハムバッカーとストラトのシングルコイルを比較した時、
全く同じフレーズを弾いても、印象どころか、そもそも歪みの質、帯域、ゲインの効き方そのものが耳を疑うほど違うので(機材マニアには当たり前の話しかもしれないが)非常に驚きました。
例えば、マシリトが再開して、最初に使っていたのはシングルコイルのストラトで、僕の記憶が確かなら、2017年の渋谷CYCLONE周年に出演した時まで。(70年代のフェルナンデス、通称:石ロゴ)
あの日の映像をスタッフが撮ってくれて、翌日見返すと想像以上に音が薄い。よく言えばシブい。
そういえば、三浦店長や世紀くんに「往年のハードロックサウンド過ぎるww」と笑われたな。
それから、やっぱりマシリトはハムバッカーだよなってことで、昔の同居人に譲って貰ったフェンダージャパンのストラト(高舘くんがマーブルピンクに塗装&魔改造してくれた)に持ち替えた。
暫く、良い感じだったんだけど、今一つコクが無い、低音に説得力がない。という事で、去年の10月ネクロ魔柿崎さん生誕祭@青山月見ルから、HSアンダーソンという古い国産SGを使い始めた。
→現在に至る。
ふ〜
ここまで書いてみたけれど、全然機材の話しじゃないな笑
どちらかと言うと、記憶の話しか…
でも、僕自身、何度も言うようだけれど、”そのギターに出会うまでのストーリー”がすごく大事で、ピックアップについても、独断ではなく、スタッフやレーベルと話し合って持ち替えてます。