万物の理

今回のお題はタイちゃん(Aug.RAINSNOW / AKANOBLUE)からいただきました。

 


「理想と現実が乖離しすぎて苦しんだり悩んだりした経験はありますか?」

 


ある。今もその真っ最中。ただ、それがモチベーション / ハングリー精神に繋がっているのも事実。言ったことよりもやったことのリアクションが欲しいから、好きだから、その乖離を(ある程度は)楽しめないといけないね。

想像力=創造力。

 


「もしその差が自分の中で縮めることが出来なくなってしまった事があるなら、どうやって折り合いを付けてきましたか」

 


未来像に対して方向転換 / 軌道修正を行うことはしょっちゅうある。それはポジティヴに捉えることもできる。日進月歩、盛者必衰、万物の理の中でうまくやっていくしかない。折り合いをつけるというよりは、常に全体のバランスを保っている。差(ギャップ)に苦しむのは、自分に課したハードルが高すぎる、遠すぎるから。

俺の場合は平衡感覚をキープすることの方が優先度が高い。

 


「また、今と昔でその頻度は変わったりしていますか?」

 


自動運転、流れゆくままに生きて来たからだと思うけど、挫折や困難に立ちはだかることは、今もたまにある。良くも悪くも、神経質(こだわりとも云う)になればなるほど後々、大きな問題にもなりかねない。頻度、慣れ、というよりは、一つ一つの物事 / 事象を小さく分解して、どのくらいシリアスに捉えるべきかを精査する。

あまり深刻になり過ぎず、かといって楽観的にもなり過ぎない。

 


「もしそういう葛藤とは距離を置いてるのであれば、好きな動物について教えて下さい。」

 


葛藤、と思わない(思い込み過ぎない)ようにするために余計なトラブルは"大喜利"だと考える。仲間の力を借りる、周りの意見をよく聴く。

そういう問題やしがらみとは無縁のように見える生き物が、猫です。

 

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タイちゃんありがとう。

俺ほど臆病なやつはいない、そう思う時もあれば、全知全能感が欲しくて音楽に没頭している瞬間もある。そういう生き物だから仕方ない。以前も書いたけど、やり過ごす(しかない)チカラが必要な局面も多々ある。例えば、信号機が今、何色なのか?見極めることが重要だけど、空気を読んだ上でどうするか、を決めるのは自分自身だから。現状維持を余儀なくされることもある。

その中で、0.1mmでも改善あるいは挑戦できることがあれば、なるべく面倒くさがらずに取り組みたい。

 


同じ黄色信号に見えても、"進め!"寄りの合図なのか、"止まれ!"寄りの警告なのか、判断が難しいこともある。様々なタイミング / パターン、幅が広がることによって道中を楽しむこともできるし、その分、一喜一憂は増えるんじゃないかな。

それを俯瞰する能力というか。

 


そういうグラデーションの中を生きてる。だから、直感を信じて交差点を突っ切るときもある。

 


すごく、本質的なお話しでした。感謝してます。

 

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7/30 大塚SOHO

 

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8/11 府中FLIGHT


慌ただしくライブが続いた。

アコースティックギターからエレキギターに持ち替えて、急いでその世界観に没入する。

俺、やっぱりバンドが好きだ。生演奏が好きだ。

3人でアンサンブルする瞬間を、何処かで誰かが、自分たちと同じように大切な時間だと分かち合えている実感が、ライブの正体そのもの。

肉体という境界線を超えて、繋がっている。