印藤勢の新奇録

音楽「を」食べています

白々しいやつ

最後に、裏も表もない、超主観のウルトラ個人的な総括を書いて終わりにします。


書き残す意味は、後々、自分が日和ったとき、思い返して読む為のものなので、非常にパーソナルな内容になると思います。

15、16年勤めたANTIKNOCKを事実上、退社し、いわゆるフリーランスという形で、暮らし、生活をするのは、人生でも初めての体験です。赤ちゃんに例えたら、0歳、バブバブ、よちよち歩きな世界で、全てが真新しく、全てが残酷で、肌で感じたモノだけが、リアルに変わりました。

自分は、相当、神経質なやつで、過剰にビビりで、極端な話「死んだらどうしよう」レベルの心配まで、結構、毎日、腹をくくるタイミングがありました(笑)

そもそも、自分が”本当は何をやりたいのか、解ってないんじゃないか?”という自身に向けた疑心暗鬼も、そこそこ持っていて、おこがましい話ですが、「そんなことないよ」と背中を叩いてくれる皆さんのお陰で、今日も生きております。

独立する前の話になりますが、ANTIKNOCKの柳澤店長は「印藤さんならきっと大丈夫」と言ってくれました。今でもジョギング仲間の関川社長は、何も言わず見守ってくれました。

それから、自分の周りで既に独立して活躍してらっしゃる、LANPAZIEの柴兄やMud Wheel Recordsの山崎社長、また、Blogを立ち上げることに後押ししてくれた星川崇さん等、たくさん為になる話を聞かせてくれました。

特に、一人親方と言いますか、個人で切り盛りしている人生の先輩方には、怖がりな自分から、いつも2つの質問をさせて貰いました。

「なぜ、今、仕事が順調だと思いますか?」

「一番、失敗したことを教えて下さい」

面白いことに、殆どの先輩方は、口を揃えたように同じことを言いました。

「順調に思えるのは、本当にたまたま運が良かっただけ。周りに恵まれたんだと思う。」

「失敗やトラブルは数え切れないくらいあるけど、”自分は出来て当たり前”と高を括ったり、周りに感謝出来なくなったときが一番やばい。」

この2つは、全員、共通する答えでした。

そう言えば、自分が高校3年の時、家出を決意し、玄関先で母親に言われた一言が

「人生、是、謙虚なり」

でした。今、20年の時を経て、まさに思い知らされている最中です(笑)

なるべく嘘がないように、なるべく丁寧に、出来る限り親切に、大袈裟に聞こえるかもしれないけど、”禅僧が徳を積むような気持ち”で、これからも、一つ一つ向かい合いたいと思ってます。

そもそも、ズバリ、”フリーランスのブッカー”なんて前代未聞で怪しすぎるし、ANTIKNOCKを離れたところで誰が付いて来てくれるのか、未知数でした。今だから言えるけど、遠くから聞こえてくる、ゴシップレベルの噂話とか、ある程度、覚悟はしていたけど、想像以上に疲れましたね(笑)

自分の損得勘定は抜きに、インスピレーションに従って生きることは、どんな綺麗事を並べたとしても、見方を変えれば、ただの馬鹿で、超わがままなんだと思います。プラスアルファ、自分が誤解されやすい立場や性格なのも、それに拍車をかけているとちょっとは自覚しているつもりです。

いつも心配かけて、すいません。

最後に、究極の話、”誰と付き合って生きていくのか?”そんな土台が今年は少し、見えてきたような気がします。それは一緒にいてくれた、あなたのおかげです。凡百の言葉では言い表すことは出来ませんが、「心強かったです」本当に。

ここから始めようと思ってます。

2017年、本当にお世話になりました。少しずつ、返していきます。ありがとうございました。