印藤勢の新奇録

少数精鋭のロマンス

メガロマニア

今日、ヒルバレースタジオに出向いて、来月のレコーディング日程を決めて貰った。


やることやるだけなんだけど、今までにないプレッシャー…思えば、自分の作る曲は、自分にとって”年表”みたいなモノで、それを世間にアウトプットする度に、自分の人生そのものを変化させてしまうし、環境や状況を変える唯一の”最終兵器”みたいなものだ。立派な中二病ですな(笑)

”今までにないプレッシャー”と書いたのは、今回、その予兆、予見に確かな自信があるからで、メガロマニア(誇大妄想狂)と揶揄されてもいい…けれど、今、現段階では、この新曲の全貌を僕とメンバー以外の地球人(あるいは宇宙人?)は知らない、知る由もない、から言えることでもある。

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知らない町の終着駅まで、バスに乗って戻れなくなる夢を見た。降車する時に、車掌の顔は制帽の影で見えなかった。トランクから、いつも使っているリュックサックを取り出して歩いた。既に辺りは夕暮れに包まれている。灰色の岩に囲まれた海沿いのホテル、古く劣化した自動ドアの音、閑散とし過ぎたロビー、張り付いた笑顔の従業員。

僕は大至急、ヒッチハイクをしてでも、地元に帰りたくなった。だけれど、乗って来たバスと同じ進行方向から来る車の列は、このホテルの入り口に着く直前で、皆、Uターンして戻って行ってしまう。それは、半永久的に繰り返されるであろう、例えば、水槽のエアポンプから出る泡の粒をずっと眺めているような無機質な運動。”僕も乗せてってくれよ”と言えないまま、夢から覚めた。

ガラス越しに、僕の人生も、誰かに静観されているような気がした。

あるいは、この、ディスプレイ越しに。

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