久しぶりに大ちゃんと2人でスタジオに入った。
再始動前夜に、こういうやり取りしてたかも、と思い出す。でも、今は新曲を詰めに詰めている。
繰り返しになるけど、昔ほど全国ツアーをやる状況じゃなくなった俺たちは、1つ1つの曲をそれこそ昔では考えられないほど、時間を割いてる。
ピカソだか、ダーウィンだか、アリストテレスだか忘れたけど、「芸術に完成などない。あるとすれば見切りをつけただけだ」みたいな名言に喰らいまして、だから、時間の許す限り疑い尽くす。
良くも悪くも、短期的な〆切がない分、毎日触っていられる環境はありがたいと思っている。でも、人生というスパン(大袈裟に言うと寿命という残り時間)中に果たして間に合うのだろうか？そして、その日までメンバーが健在だろうか…笑
最近は、ずっと、そんなことを想いながら過ごしている。事故や病気、トラブルに巻き込まれないとも言い切れないので。10代〜20代までの特有な焦燥感とはまた別の豊かな悩みだと思います。
