自然淘汰

すごく面白い記事を読んだ。共感した、というよりは、「まぁ、そうなるのも時間の問題かもね」と思った。嗅覚鋭い人は、誰もが覚悟していることだし、誰かが言わなきゃいけないことだとも…


コチラ↓

https://basement-times.com/disappearance/

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何より、(この方を存じ上げないが)「俺が困る」というまとめ方に好感が持てた。それは、何を隠そう、自分自身、”俺も困る!”と思ったからだ。

年々、すごいスピードで、”バンドを始める/バンドを組む”ことのハードルの高さ、世間的なコスパの悪さ、が浮き彫りになっているように思う。

だけど、年々、バンドが目指す”景色”のハードルは、(一昔前、武道館や紅白 or Mステ出演、が一つの最終目標だったことに対し)下がった、というよりも、三者三様、十人十色、になったと思う。

僕は、僕の景色を。君は、君の景色を、がいい。

そもそも、わざわざ、(無数にある音楽活動という選択肢の中から)バンドなんかやらなくたっていい(笑)。誤解を招いたら申し訳ないけど、有名になりたいとか、ご飯を食べたいとか、それ以前に、多分、バンドは誰でも出来るものじゃない。

「成功出来るのはほんの一握り」と昔から言われてるみたいだけど、それより、もっと、ずっと、手前の話、成功云々に関わらず、”バンドが向いてる人”や”バンドじゃないとどうしてもダメ!な人”は元々、少ないんじゃないかなと思います。

ただ、認識と”願い”は全く別です。矛盾しているようだけど”みんなバンドやればいいのに”と何処かで思ってる自分もいます。まぁ、それ以上に、こんな記事を書いたところで、やる奴はやる、やらない奴はやらない、に決まってるのだけれど…

※例えば、《バンド》を《ライブハウス》に代入して、もう一度、最初から読んで貰ったら、僕が言いたいことがわかって貰えるかもしれない。

超危険な話しをするようだけれど、(何度となくBlogにも書いてきたが)僕個人は「僕の愛する音楽と場所が残ればいい、あとは自然淘汰されるでしょう」と思っている。主観のようで、''自分が言うまでもなく”、というニュアンスも込みで…

本当に好きな人と会いたい。本当に、それだけ。