言葉の鮮度

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明日です。タイムテーブルが公開されました。


僕らは、トリ22:00〜

金曜日のANTIKNOCKをお楽しみ下さい。

昨日、最終チェックの為にスタジオに入ったんですけど、新曲でウルッと来ちゃって、相変わらず、自給自足の為に、音楽やってるのかな?

なんてことを思いました。

本音の本音は、それぞれにしかわからないけれど、明言せずとも、琴線を震わせ、それが、伝播するのが、音楽の真髄だと思います。

日本のヒップホップ(まさか、未だにセイホーだとかチェケラッチョで止まっている人はいないと信じたいが)を敬愛するのも、日本語に重きを置いているからだし、TEQUILA PARTY EFFECTのじんたんと話したんですけど、(彼は20歳)

「やっぱり、言葉の鮮度なんですよね」

と言っていて、焦りました。勿論、良い意味で。

自分は、日本語を使うロックが好きです。良くも悪くも、本当のことを書かないと、本当の意味では、本当の人に伝わらないから。

だから、正直、”あ、この人、字面や無難さで詞を書いてるな”ってのは、100%バレます。(別にわざわざ指摘はしないけれど)それは、自分の思う表現ではないので。

先にも、書いたけれど、本音はどうかわからない、というのが、裏腹で面白い

言いたいことを言う
伝えたいことを伝える

そんな当たり前のことじゃなくて、カートコバーンの歌詞を見て、共有や共感は難しいけれど、あの人が、必死に、あるいは、虚ろな眼差しで歌うシルエットのその先(核)に用事があるというか…

まあ、あまり分析すると野暮になりますね。

”自分で自分がわからない”

このくらいの表現の方が、独白としては、自分の好みであります。あくまで、個人的趣向ですが。