印藤勢の新奇録

音楽「を」食べています

言うは易し行うは難し

一応、期待されているみたいだから、書いておきますが、度々、起こるノルマ論争


非常に下らないものです。

もう、今は、ライブハウスの人という立場じゃないから、自分の経験則を踏まえていうと

(そもそも一般の方、お客さんは見る必要がない)

昔は、チケットを持ち出すのが、当たり前でした。チケット=金券、という徹底した認識があったので、ライブ当日までに、何枚捌けたのか、(今は、取り置きというシステムが殆どですが)答え合わせをするのが、まさに、清算でした。

チケット=金券、なので、つまり、自分のバンドの責任が可視化出来てたことが大きいと思います。

もちろん、メンバーそれぞれの負担、何人ずつ呼ばなきゃノルマをクリアできない、ということが大前提となりますから、バンド内の士気、一本、一本にかけるテンションも違ってたんじゃないかと予想します。

今でも、チケットの持ち出しを薦めるハコもあります。昔話になってしまうけれど、自主的にチケットを取りに行かないと、ライブハウスに怒られるのが、(やる気ないの?という意味で)普通だったと思います。

それから、土日しかライブが出来ないバンドについて、も少し話題に上がってましたが、確かに週末にブッキングして貰うことは、自分も15,6年働いてみて思ったことですが、なかなかレベルの高い話だと思います。

集客はもちろん、ネームバリュー、お酒をたくさん呑んでくれるお客さんがいるかどうか、この辺は、裏方の人たちは気にしているはずです。

一言で言うなら、暴論だと笑われるかもしれませんが、一度、ワンマンをやってみると、色々、見えることがあると思います。

先に書いた、集客へのプレッシャー、責任感、裏方スタッフとの連携、その他諸々、自分の為に動いてくれる人に恥ずかしい思いをさせてはならない。と、誰しもが痛切に体感できる方法です。

あるいは、自分一人で、箱代を持って、イベントを作ってみたら、わかると思います。言うは易し行うは難し、ってやつです。

とはいえ、昔のシステムが良いとは思わないし、自分自身、色々、模索している最中なので今、はっきりとした答えは出せませんが、一つだけ言えるのは、他力本願は良くないよ、ということ。

リスクを負わないで手に入れたものなんて一つもないです。そもそも、お願いされてバンドをやってるわけじゃないから。不満に議論を付き合わせることが、非常に下らないと冒頭に書きました。